お正月ムードがまだ残りますが、年が明け、お仕事も始まり忙しい日々をみなさんお過ごしかと思います。
このお正月もたくさんの方が見学に来てくださいました。
やはり家族が集まると、両親の今後の生活の心配や、終の住処について話し合う機会が多いのかもしれませんね。
見学に来られる方はシャトーヨサミウェルネスを「終の住処」としてお考えになられる方も多く「最期まで看てもらえますか。」とご希望を多くいただきます。
昨年も、一昨年もシャトーヨサミウェルネスで最期を迎えた方はいますが、みなさんの最期を見守らせていただいた訳ではありません。
常に看護師さんに処置を受けなければいけない方については、病院や看護師さんが常駐している施設へ転居される方も少なくありません。
今回は、シャトーヨサミウェルネスでの最後の迎え方の一例を紹介したいと思います。
終末期になると処置や介護の他に、「不安・さみしさ・意識低下による妄想」への対応もさせていただいています。
不安を訴える方へは、口元へ耳を傾けお話を聞いたり、手を握ったり、体をさすったりとしますが、一番の不安軽減はご家族がそばにつくことです。
同じ空間にいるだけで安堵の表情を浮かべられます。
最期を見送らせていただいた後は、お別れの時間を作らせていただいています。
好きな絵画や、写真、大事にされていたものなど並べ、みなさんとの最後のあいさつの場を作らせていただいています。
シャトーヨサミウェルネスから発たれる際には、入居者・スタッフ総出でお見送りをさせていただいています。
お見送りの際には、好きだった音楽をかけ、みなさんで口ずさみ最後のご挨拶です。
シャトーヨサミウェルネスで百歳を迎えた方は、ご家族より拍手で見送ってください。とご要望をいただいたこともあります。
みなさんが必ず迎える最期の時を、ここで迎えた時にどう応えるかは、常に試行錯誤ではありますが、これまで携わらせていただいた時間を少しでもお返しできたらいいな。と思っています。
各書店に置かれています、中日新聞社様から発行されている「在宅介護&高齢者ホームのすべて2019」に、愛知県刈谷市の「サービス付き高齢者向け住宅」として、シャトーヨサミウェルネスが掲載中です。
もっと詳しく話を聞きたい。どんな方が入居しているのだろう。など疑問・問い合わせがありましたら、ぜひ足を運んでいただき見学いただければお答えさせていただきます。